ASローマにおいて用いられている4-2-3-1(4-6-0)フォーメーション。フォーメーションとしての特徴は純粋なFWを配置せず、FWの位置に得点力もありゲームメイクもできるタイプの選手、いわゆるセカンドトップ(ST)を配置する。
システム上の特徴は、チーム全体での連動した動きの徹底とスペースへの飛び出しの徹底。その性質上、継続した運動量とポジションを越えたユーティリティ性が各選手に求められる。
FWの故障離脱による苦肉の策としてトッティを前線の「1」として起用したところ、偶然にも機能したことで現在のASローマの基本システムとして採用されている。ASローマではトッティが自由にピッチ上を動き回り、ゲームを組み立てつつ、 スペースを作り、連動して2列目、3列目の選手が前線に飛び出し得点を狙う。近代サッカーにおいてプレッシャーの高い中盤でのゲームメイクをサイドに分散しつつ、中盤での動きは飛び出し重視で流動的にすることで相手ディフェンスは撹乱される。
08-09シーズンとなり、他チームから研究されたスパレッティはデ・ロッシをアンカーポジションに下げ、ブリーギを中盤に入れた、4-3-2-1、あるいは、4-3-1-2に変更することで、守備の安定を図っている。